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2012/10/11

時間をつくる、意志

人は「時間が・・・」というときに「時間がない」「時間があれば・・・」というけれど、時間とは人の意志でつくりだすものであって、あらかじめ定められているわけではないということ。

誰かに会いたい、とか、どこどこに行きたい、とか、そういう意志があって、はじめてその場所に行ったり人に会ったりすることができる。これは、他の予定を押しのけてでも時間をつくるっているわけで、時間があるから(暇だから)というわけでは決してない。

ただその選択肢が過剰になりすぎて、どの選択肢も悪くないんだけど選びきれない!という場合もある。そういう時に人は「予定が合わなくて」「時間がなくて」と言う。

しかしそれは、そこに行くことを選ばなかった、という自分の過去の決定のせいなのであって、誰かが決めた予定によって妨げられたわけではない。全部自分で決めているということ。時間は全部自分でつくっているということ。

何故こんなことを書くかというと、最近ぼーっとどこかへ行く事が増えて、何か考え事をしたり書物をしたりすることが随分と減ったから、それは一体なんでだろうと考えた時に、動きたいという意志があり、動くために時間をつくろう、という気持ちがあるからだと気づいたからです。

2012/10/10

ゴールまでの距離がわかるほうが、走るスピードがあがるように。

アサヒ・アートスクエアでの3日間のワークショップが終わった。
参加して下さったみなさん、貴重な時間をありがとうございました。

ぶっちゃけこのプロジェクトは、参加してくれる子どもや大人の労働力をもらい、そのかわりに面白い出来事をつくって体験してもらう、という経済でやっているので、参加者に「持ってかえってもらうもの」は経験でしかないから、参加者はぱっとメリットが思い浮かばないかもしれない。

「巨大なジャングルジムができるよ」とか「子どもたちがつくったものを売るよ」とか、面白そうなことを言っているけど、いまいちピンとこない感じがある気がする。正直言って、ぼくもピンときてない。

BUGHAUSのみなさんや、蓮沼執太さん、そしてForm on Wordsのメンバーがいろいろものや事をつくっていく過程を見て、逆に「あ、こういうふうになるんだー」「こんなふうになったら面白そう!」という想像力の広がりをつくってもらっている。

想像力が広がることは、モノゴトの推進力にもなる。ゴールまでの距離がわかるほうが、走るスピードがあがるように。


というわけで、月末にあるForm on Words ネクスト・マーケット「ジャングルジム市場」、お見逃しなく。

http://www.formonwords.com/