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2012/01/14

交わりの現場をつくる

今日はアーティスト・イン・児童館オープン・ミーティング2011の第3会でした。新設するNPOのコンセプトについて、参加者の皆さんから意見をもらいました。


子どもの放課後と、アーティストの探求をつなぐこと。ひいては、アート業界と地域教育業界の間にいきいきした回路を開くことが、活動のミッションになっていくでしょう。教育のためにアートを利用するのでもなく、アートのために子どもを材料にするでもない。その両方を引き受けながら、あたらしい作品/アクションの実践をつくっていく。

◯◯と××をつなぐ、とか、出会わせる、と唱う活動って具体的にどんなかな?って想像したら、シンポジウムとか書籍とかウェブでの何かが多い気がします。

コンセプト上で交わらせるのではなく、2つの異質なものを現場で交わらせていく活動。その現場で生まれたもの、そこから引き起こされた変化を紡いでいく機能をシンポジウムとか展覧会とかウェブサイトが担うイメージ。プロジェクトをつくっていくことと、プロジェクトが波及するためのネットワークをつくっていくことを一つの軸の上に置いていく。

もうすこし、コンセプトに整理が必要です。その「ネットワーク」のなかには人や団体や施設だけでなく、お金のことも入ってきます。お金の流れ。今ある仕組みを組み替えて、可変性に富んだネットワークをつくること。次回はそのへんの話をしていきます。

次回:
オープン・ミーティング2011第4会
1月26日(木)19:30~ @3331Arts Chiyoda 302