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2010/12/25

12/23 PSP、手紙、訪問者

静岡はどまんなかセンターで起こった事件。いつものようにたむろしていた中学生からPSPが奪われて、それが宅急便で東京の某所に送られてしまった。それを取り戻すために、鈍行列車に乗り込み、片道4時間半の旅に出た4人。


憧れの秋葉原に行って、コスプレのお姉さんと話したり、ちょっとエロい店覗いたり、冒険をした彼ら。「アニメがたくさん書いてあって怖い」としきりに言っていた。


清澄白河で降りて、SNACに行く。ここで、ナデガタの友達である快快の篠田さんと遠藤一郎さんが、忘年会をやっていて、そこへのプレゼントとして「PSP、手紙、訪問者」を届けたのだった。


移動すること。構築するべきはフレームではなくルート。構築に先行するのは、躍動。ランダムな躍動の軌跡のあとに意味が加わると、それはルートとして、跡を歩く人のために役立つ。一見ランダムに見えるルートを整理し、プログラムする一つの手法があれば、とか妄想している。


思いも寄らないまさかの衝撃。「お前なんでここにいんの?しかも何してんの?」
安直な言い方だけど、彼らにとってはかけがえのない体験になるはず。

2010/12/21

12/19 Instant Scramble Gypsy

Nadegata Instant Partyプロデュース
『Instant Scramble Gypsy』

目当ては、その作中に登場する「どまんなかセンター」。

今回のリサーチのメンバーはなんと中村児童館のおなじみしげと、児童館担当職員のちえちゃんと、祐斗の彼女のカズキ。しげ、祐斗、あんどーなつといえば、ココ数年児童館を牽引してきたトリオで有名だが、この日はちょっと異例のメンバー。

アーティストが児童館をリサーチするのの反対で、児童館のメンバーがアーティストをリサーチするいわば「逆リサーチ」が起こったのだ。この日の事はぼくのフィールドノートに着々と綴られている。


ところで『24 OUR TELEVISION』の時も思ったけど、ナデガタの作品はどうしてこんなに切ないのかな。イカれたコンテンツで空間が満たされてて、カオス状態なのも面白いんだけど、なぜだろう。それぞれ一生懸命やっているからなのだろうか。それを遠くで眺めてる気分だからだろうか。「どまんなかセンター」に居ると、まるで映画でも観ているような、そんな気分になってしまう。



最近『リリイ・シュシュのすべて』を観たせいなのか、「どまんなかセンター」に入り浸る中学生をしげが外に連れだしているのを、ぼぉーっと見入ってしまった。


みんな「ほんと、今日来てよかった」と言っていて、NIPのみなさんも「来てくれてよかった」と言っていて、ぼくはとても嬉しい気持ちになった。しかし、この日起こっていたことが、後に大きな影響を及ぼすことを、今はまだ誰も分かっていないのだ。

2010/12/19

12/18 ウィンターステージ

中村児童館に通い始めたのが去年の「ウィンターステージ」からだから、この日でちょうど1年。去年も出演していたパフォーマーたちが、研鑽を積んでまた出演していた。メンツがいれかわっていたりして、1年経ったことをのんびりと実感。

AIRS in Nakamura Children's House from Takashi Usui on Vimeo.


この日のエアーズはAKB48『ヘビーローテーション』。すごかったよ。